口の中の感覚の変化は緩やかである

口に食べ物を入れてしばらくしてから飲み込める/飲み込めないがわかるものがある。
ほとんど噛めるものは飲み込めるが、スポンジケーキや生クリームは、療養生活開始して3年間位なかなか飲み込めず口の中で液状になるのを待っていた。

どうしてこんな飲み込みやすそうなものが・・・
今も理由がわからない。
今は普通にケーキは食べられるし、口の中で生クリームを溶かす時間なくなった。

透析前の食事はフレンチトーストとアイスティと決めている。
フレンチトーストと言ってもリンを含む牛乳などは使わず、ゴールドブレッドのレーズンに卵1個をフライパンに焼き付け、たっぷりホットケーキシロップをかける。
たまたまヘルパーさんに作っていただき美味しくて定着した朝食である。
塩分はごくわずかで、ゴールドブレッドにはフルーツケーキ並みにたっぷりレーズンが入っていて気に入っている。

今朝はこの朝食で、食べ終わったがお皿にレーズンが一粒残っていて、ヘルパーさんはそれをフォークでさしてくれた。

ところが、口に入れたがさっぱり飲み込めない。
フォークで舌のいろんな所にレーズンを置くと、手前の舌には置かれているのがはっきりわかるのに、食道近くは感覚はモザイクのようにばらけていて、当然かもしれないが、どうやら感覚ある場所にレーズンがあり、そのとき飲み込む動作が起きて飲み込めた気がした。

軽すぎる生クリームは、舌の感覚が弱いとき、だ液と混ざり合うことで重量を増やして舌の感覚がわかって飲み込めた気がした。