私は小学校から腎臓で入院してきた関係上、入院したら入院食しか食べられないのが当たり前。 唯一、ICUで家族が持参して食べることができたのは、生体腎移植後であった。
今はない清瀬小児病院の頃で、子供は食べられなかったファミレスメニューなどが多かったと聞いた。 私は梅干し茶漬けとイカの塩辛を思いっきり食べた。 安あがりな子供であった・・・
そんなわけで味がなく食欲がない私に、主治医から「ふりかけ」の許可があったときはかなり驚いて、実際食べるまで信じられないと思った。
夫に持ってきてもらったのは、カルシウム強化されていないふりかけをお願いした。
牛乳とかカルシウム強化食品は、透析患者にはカルシウム代謝異常があるので、残念だが骨は作ることができない。
カルシウム強化されていない、小分けタイプのおとなのふりかけで1日1袋で食事した。
確かに味は濃くなるが、入院食でもふりかけが付くことがあって、たまごふりかけは、おとなのふりかけの鶏たまそぼろ、に似ていると思ったら、味の濃さは、入院食のものの方が塩辛さを感じた。
ふりかけも、食事も、いい香りがあると、食べたくなるし、塩分は減ると思った。
今まで他の主治医が誰もやってこなかった少しの食べ物の許可。
今回の許可は、食事の味にメリハリを持たせ、食欲不振には大成功でした。
この決断は、先生のやさしさがあったのでは・・・そんな気がしています。
