フムフム・・・ん!?

ベッドで上体を少し上げて本を読んでいた。「フムフム。」「フムフム。」本の内容に私に同調するものがいた。自分の足の指だ。ちょうどうなずいてるみたいに動いていた。本から目を離し、足の指を見て「ん?!」となった。両足の指が同調していた。右足は控えめに。これまで右足は全く動きはなかった。

全く動きのなかった右足が動いているのを見るとちょっと愛おしくなった。