退院1年以上における身体の状態


脳出血の後遺症の思われる居眠り
入院中からの急に朝昼に起こる居眠りは、寝ている間の記憶はなかったが、退院後は時々目覚めている。話しかけられているなどの認識はあるが、身体の力が抜け落ちている状態で身振り手振りでそれに応答できない。

◆原因不明の舌のしびれ
舌のしびれは、退院後の方が痛みを強く感じるようになっている。入院時には疲れたときにしびれていると感じていたが、1年以上寝たきり状態から、現在退院して日中ほとんどベッドにいない生活や筋力のなさを考えると、やはりこの舌のしびれは、疲れのバロメーターになっている気がする。

■左足首に動き
 左足首は意思どおりに動かせている。動き的にはまだ中途半端に思える動きだけれども。

■右手の指の緊張がとけてきている
 常に手のひらに爪の痕がつく強さで握りしめていた右手がある日開いていることに気付く。現在は入浴中、横になったときなどに親指以外の指は柔軟的である。

■左右の爪が伸びるスピードがほぼ同じになった
入院中は、右の爪は左の爪を2,3回切るに対し1回切るという感じだった(左を切ろうとすると右はほとんど伸びていないことがしばしばだった)。
今もまったく同じスピードになったとは言えないが、現在は左を切ろうとすると右も伸びている。
この現象は片マヒ発症後約2年半経過以降に認知運動療法をはじめたときにもあった。

■入浴で今まで膝から下は手が届かず自分で全く洗えなかったが、最近手が少しずつ届くようになっているのは体幹の回復と関係があるらしい。(リハビリの時、母が先生から伺った話)