訪問美容の認識

脳出血で搬送された病院から転院する時に、病院内で髪をカットした。
転院した病院を退院する時には、外出届けを出してインターネットで見つけたお店で母に車イスを押して連れて行ってもらい髪をカットした。理容室だった。どちらのカットもさすがにお願いした通りにカットしてくれた。
でも病気になって入院しなかったら、まず理容室でお世話になることはないだろう。

先週、訪問美容に来ていただいた。家にいただけで、自分の雰囲気が変わって、何度も鏡を見る。
最近流行っているという前髪を短くしてもらった。入院中にこういう経験必要なのでは?
カット後、美容師さんに「似合ってますよ」と言われると自信が持てたりする。

訪問美容もサロンも同じにおしゃれができる。
私はまだ「訪問美容でこんなにきれいにしてもらった」という感想がでてしまう。訪問美容が特別なことに思えてしまうのだ。
今は訪問介助理美容の資格というものもある。病気を治すまでおしゃれができない理由はないと思うし(顔色がわからなくなるまで厚化粧はまずいが)、例え身体が動かなくても高齢であっても、どういう状況でも、やはりきれいになりたいと思う気持ちは持ち続ける必要性はあると思う。自分を自分で奮い立たせることができるような。