父の言葉を聞き分けた理由

専門家ではないし、当然ながら「こうである」とは言えないし、予想もいい加減になりそう。自分の生活環境を、ありのまま提示することしかできないとは思っているのだが・・・

しかし突然自分の耳?、脳?が人の言葉を聞き分けた結果には、何か原因があると思えてならない。たまたま起きただけなのか。自分のいる環境を振り返ってみた。私が時間的に長く接しているのは、夫と両親である。


夫;仕事・外出以外の時間

父;月水金曜日に透析後に送迎車から迎えてくれ、夕食を一緒に準備する・夫が仕事などで泊まるときに自宅に一緒に泊まる時間

母;火曜日木曜日の訪問看護師による排便対応・ヘルパーさんによる入浴対応のお手伝い、ケアマネージャーさんとの話し合い、介護タクシーでリハビリのため通院の付き添い、夕食を準備する時間


父より母の方が、1日だけでみると、介護時間は約10時間と長い。父は5時間。でも父も泊まるときには24時間以上になる。

本当に迷惑かけっぱなしでないと自分は生きられなくなってしまっている。。。

ここまで書き、夫と母とはコミュニケーションに圧倒的に筆談が多く、父は筆談は最初にしゃべって伝わらないときに使うときが多かったことを思い出した。父は、私が聞いてもわからないことをゆっくりしゃべっていた。本当にほとんどわからなかったが、しゃべった後にそれの答えのようにホワイトボードに書いていた。ある時期から少し聞こえはじめてもいた。一緒に料理をするときは、何度も父から質問受ける。でもすべて筆談で答えていたわけではなく、ジェスチャーとか、 顔の表現であったり「もう少し炒めるべきかなあ」、よく使う言葉は私がしゃべって伝えるなど、聞こえず話せないわりには、コミュニケーションが成立していたと思う。