はぁ~はずかしい・・・

思い出すのもいやになるが・・・車イスから落ちそうになったのである。

昨日リハビリ後の夜、夕食後座り方が浅く感じた。いつもなら人に座り直しをお願いしていた。自分でできそうだと感じていた座り直し。でもいつも自分ではできなかったが、昨日はフットレストに左足はしっかり固定されていて、左足に力を入れると、お尻は後方へ移動し、自分の股から見える座面の面積が広がった。もちろん深く座れて楽に感じた。

このとき成功したのは左足がフットレストに強く固定させたためだと思った。

でもあとからわかったのだが、理由はそれだけでなく、自分のお尻を軽く感じるような感覚の変化も起きていた。

寝る前にいつものように手を洗うために洗面所へ向かった。ここ1ヵ月間、何となくベルトつけることに抵抗があり、このときもベルトははずしたまま。
お尻はいつも重く、洗面台に身を乗り出したつもりでも蛇口に手が届くくらいであった。だからベルトを締めなくても身を乗り出す格好はできずにいたので、手を洗うことに問題は感じていなかった。

昨日の一瞬の出来事だった。蛇口に手を伸ばそうとしただけなのに、目の前に蛇口があって、まるで頭から洗面台につっこんでしまったようだった。蛇口などで頭を打たないように、かろうじて左手で排水溝をふさぐように置いていた。そして車イスに戻れなかった・・・戻れたかもしれないが、自分の身体がどうなっているか見ようとしたら地面に落ちるかも・・・「助けて!」夫を呼ぶしかなかった。当分洗面所へは行かないと思う。