献腎移植登録

私は現在透析を導入して30年経ち、献腎移植登録をして17年経つ。

透析導入1年後に、13歳のとき清瀬小児病院で母から生体腎移植を受けた。
しかしせっかく母からもらった腎臓だったが、移植は上手くいかず、私は呼吸困難を伴う肺炎になり、母の腎臓を取り出さねば命が危ないと言われ、腎臓を取り出すことになった。
私の身体の中で、母の腎臓は、私の身体で作られた抗体によってボロボロにされてしまったと聞いた。

当然だが、私には移植は悪いイメージでしかなかった。

でも27歳の時結婚し、献腎移植登録をした。
長く生きたいと思ったからである。


今年度からは、献腎移植登録をするには、移植手術を希望する病院で1年に1回受診する決まりになった。

でも・・・
献腎移植登録をした当時は見た目は健常人のようだったが、今の自分は両麻痺で介護を受けなければ生きられなくなっている。
また移植を失敗すると抗体ができ、2回目の移植はできなくはないが多少のリスクがあるらしい。麻痺があってもリスクがあると聞く。

献腎をされるときは誰でも、できるだけ移植手術が成功することを望むのは当然である。

私が確実に失敗しない移植手術を望むことは無理なのだろうか?

移植について知らないことはたくさんある。

これから東京医科大学八王子医療センターを受診予定である。