身体は寝たきりをやめ動かせばきっと楽だろう

強力に痛いリハビリが続くことはないもので、今回のリハビリも痛いときはあっても、「先週とは比べ物にならない。楽だ。」と思えるものだった。先週のリハビリの経験は、痛みと疲れで良くないと感じた。でも身体はその残された嫌な記憶を使って、痛みは特別なことに思えなくしてくれた感じである。

今回のリハビリ中は、横になっている時よりも座っていた時の方が楽だったと感じている。
座った方が両足は先生と(今回は)父で支えられ痛かったが、左手でマヒの右手を動かしたり、首を動かしたり、先生と父とで地面に押さえつけられた反動だろうか、足裏表面の感じはないが地面とつながっている何かを感じた。横になっている時よりも疲れそうな座っていた方が退屈しないのである。

先生は、足首の動きはよくなってきています、とおっしゃった。
私は感じませんが・・・と答えてしまったが、現在の足指先のなめらか動きは出来なかったと思った。足指は左右の動きは少なく、大抵、上下に動くことだった。今は足指先でゆっくりと円を描ける。

リハビリが終了しベッドに横になっていた。
両足裏は、腫れたように感じたが、温かくじわじわと気持ち良かった。