左右横に向いて寝るときの目線

透析中は床ずれが治るまで寝てはみたもののさっぱり眠れない。今まで受けた透析は夜間透析が大半で、私の透析=睡眠時間というイメージとは現在の日中透析とは違っていた。床ずれがベッドにつかない、左右横向きに寝る。片手で本を読むのは面倒くさい。透析4時間とは、長すぎてヒマだと今更だが感じる・・・耳が聞こえないから、考えることしかない。ベッドにはテレビはついているが観る気分じゃなかった。

今日は最初左を向いて3時間、身体が痛くなって右を向かせてもらった。
「楽~、やっぱり私は寝たきりだから、寝る向きを変えるだけでこんなに気持ちが良くなるのね。」
いい気分を味わっていると、左右横に向いて寝るとき、左右の違いがあっても、目線の方向が随分違うと思った。

横に向かせてもらうには、50cm位の三角柱のクッションを背中に入れてもらう。

右を向くときはちょっとクッションが入れば視界は180度位で「右を向いた」感じがする。
左を向くときは、透析スタッフの方が「もっと左を向くの?」と、十分左を向いているのに、私は仰向けに近く思えてしまい、目線はベッドの下くらいだと「左を向いた」気分になり、左脇腹はベッドに押さえられてちっとも楽な寝方とは言えない。