台風が去ってくれた

昨日はずっといつ停電してしまうんじゃないか、落ち着かなかった。
パソコンを使う気にはなれず、テレビの情報を見たり、最近読んでいなかった(大変よくないことだが)透析の患者会員に配られる全腎協や東腎協の冊子をみていた。

全腎協2019.7.6号に、巨大大地震!!透析患者はその時どう動く、という特集があった。


透析中に大地震が起こったら布団を頭にかぶり、針が抜けないよう回路を手で持ち、ベッドの柵を持ちゆれがおさまるのを待つ。停電での20~30分はバッテリーで透析機械は動くので、その間に針を抜き逃げることができるらしい。

透析患者には自分を含め車イスの利用が多い。
数名のスタッフで1名の患者を脱出させることは大変だと思った。
小学生のとき消防自動車が来て見た火災訓練で、建物から滑り台で脱出するのを思い出した。。。

透析室にいないときに大地震に遭う可能性は高い。
まずお世話になっている透析室災害用伝言ダイヤルを使う。
普段の透析室で透析ができないとき、別の透析施設にお願いする。
透析患者受け入れ可能な施設は、日本透析医会災害時情報ネットワークのホームページで確認できる。
透析条件、穿刺する針の向きなど、患者として透析を受けるのに必要な情報は、知っておくべきであった。
食事の管理ができて(水分、塩分、カリウム)、透析さえ受けることができれば生きられる。


停電や断水にならなくても、ずっと不安だった自分。
電気や水を使う透析を受けて生きるうえでは、仕方のない感覚かもしれない。