声を聴く感じ

最近お世話になっている、変更のあった新しいヘルパーさん。
もう8年以上お世話になっているヘルパーさん曰く、新しいヘルパーさんは、声が低いから聞こえるかもしれないと伺っていた。

確かに新しいヘルパーさんは、時々はっきり話されているように思っていた。
でも話されている内容はわからず、おそらく声の質が違うと感じていたようだった。

今日は、新しいヘルパーさんは、先週私が取材を受けて今日放送されると伝えていたことを話しはじめた。(実際番組タイトルは放送されるが、私は放送されるのは6月位に変更のようだ)
今から思うと、筆談せずに、話されてわかる内容とはちょっと考えにくいと思った。
可能性がありそうなのは、ヘルパーさんは、私が聞き取りできる声で、私が連想できる文に必要なキーワードのみ話してくれたのではないか。
今までいつもそうだったが、言葉を理解したとき、どんな言葉を聞いたのかを忘れ、わかった感覚だけが残るのが多いのは困ったことである。

今日はヘルパーさんの「大丈夫?」などという声をたくさん聴いた。
筆談ではない、音声ある生身の言葉である。
聴き続けて、音ある言葉が自分の心に染み渡るようだった。