退院後リハビリ初日 20120828

約10年前右片マヒになった。そして2年以上経過後に、当時大久保病院に通院していたが,ここで中里留美子先生による認知運動療法がはじまった。足の装具が不要になるなど、様々なうれしい変化を体験することになった。 折角回復し続けていた身体は、2度目の脳出血で自由のきかない状態になったが、この状態から回復させてくれるのは脳のリハ、認知運動療法と思えてならない。以前中里先生から受けたセラピストの手法に従い考える、感じるということが、また脳の回復すなわち脳の指令で動く身体の回復につながると思っているから。

というわけで、現在中里先生は東十条に勤務されており、杉並区在住の私には少々遠いがまずは隔週で通うことにした。通う価値は十二分にあると思っている。自分が尊敬している音楽家にレッスンを受けに行く感覚に近い。何かを身につける、考え方を身につけたいと思っているからそう感じるのかもしれない。

今回は初日ということで、リハ内容はマヒの身体の各部の感覚があるかなど確認だった。そして体幹と足裏をつけることをやっていきましょうということになった。

【リハの内容】

▼手

先生は肘と手を持ちしずかに動かした

▼足

足を持ち足指を上に向かせた → 足首前側に感覚があったが、後側(アキレス腱側)には感覚はなかった アキレス腱側の方に強く感覚が出そうな気がするのだが・・・ 

膝から下を持ってひねられると、股関節もひねられる感覚があるはずだが、右足には感覚はなかった

ふくらはぎ膝近くから足首を先制が触っていくのでそれを追っていく 足首に到達したら合図する ほぼ合っていたようで、ふくらはぎと足首の位置関係、おおよそわかったのだろうか

体幹

私の体幹を支えながら、私の上体をわずかに前方に倒した

上体をひねり、ひねられた感じがしたか質問されたが、筋肉がよれるような感覚もなにも感じていなかった

お尻を感じているか質問された
腰を触られて最初左右どちらかわからなかったが、背骨の位置がわかると腰の左右の位置がわかった

▼自主トレ

おへその下をふくらませる
仰向けに寝て、おへその下部分のおなかに軽い本を置き、深呼吸して本を上下させる
すこしのふくらみでよい