家族で行なえるリハビリ・・・接触の課題①

先日、中里先生のリハビリを見ていた父が「リハビリやろう」と言った。 中里先生から説明頂いたようで、以前受けたことがある接触の課題をやってみることになった。 方法は、いくつかの材質の異なるものを用意し、ひとつずつ患者に見せては、足裏でこすり、患者は目を閉じて記憶する。最後に見せずにひとつ選んでこすって「じゃあこれは?」と患者に聞き、患者は記憶を頼りに何が足裏でこすられているかを答えるというものである。

さて何を使ってやろうかな・・・

最初は違いがわかりやすい方がいいだろう。中里先生からは、かたいものを使うよう言われたそうなので、近くにあった鏡と布製のヘアバンドでやってみた。 しかしダメだった。 布に比べて鏡はわかりやすすぎたこともあると思う。 鏡はかたくもあり冷たくもあり、私の左足は、鏡に過敏に反応した。 何でこすられているか記憶するどころではなく痛みに近い感覚だったのである。

金属のように触ると冷たいことはなくてかたいもの・・・目に入ったのはチョコレートの空き箱だった。紙製だがしっかりしてて叩けばコンコンと音がする(はず?)。挑戦すると難しかった。課題としてはよかったのか?

今回わかった事。 右足の方が正解率がかなり高く、左足は記憶が困難に感じられた。 右足はこすられているときに単に感じているものについて考えているのに対し、左足は感じること自体を不快に思われて(何かと触れる行為に過敏になるのはいやがっている気持ちの表れ?)記憶が難しかったのではないか・・