20150217 課題で安定だった足の置き方は、フットレスト上でも楽に感じた

リハ室に入ると、先生から聞こえについて質問された。(血圧110台)二人の先生、どちらの声が聞こえるかなど。先生の声は、口の動きを見ていると聞こえるのに、目を閉じると聞こえなかった。前回のブログで、はじめて人の話を聞き分けたと書いたが、予想に反して感動的な場面ではなく、スルーしてしまったというのが事実だった。たぶん聞こえることは自然に起こり、それは体でわかった気がする。だから人の言葉を一生懸命聞こうとは思えない。聞こえた言葉は短い時間ではあったが、苦労せず聞こえたからである。似たようなことが、現在行っているリハビリで起きている変化にも言える気がした。日常、変化は見え隠れしているし、自分から求めても変化は出て来ない。でも気がついたら変化は自分のものになっていて変化ではなくなっている。

リハビリ前、先週の痛みに質問された。全身どこをこすられても痛くて、入浴中は痛そうな顔していないか、ヘルパーさんに見られていないか気になった、はじめての痛みも、今週には落ち着いていた。ただ足は動かされると、ギシギシと節々や筋肉は少し痛かった。

車イスからマットへすわるように、2人の先生に移乗していただいた。このとき、なぜかマットにすわり足を垂らすことがこわかったが、実際すわると、こわくはなく安心していた。

タイヤ付の板に両足をのせ、閉眼して、板の動く方向を答える。これはできた。
板を動かすことは、前後はでき、左右はできなかった。

すわっている私を背後から岩崎先生が支え、私の目の前には中里先生がしゃがんで顔を向き合わせている。上体を前後左右に倒し、それを自力で戻そうとした。中里先生の髪や肩に触ったりしたが、後に倒れなくなった。声を出しても倒れなかった。でも・・「あ」と「お」が区別されるだけで、試しに「あか」「あさ」と発音したつもりが聞こえないみたいだ。どうしたら舌や唇が器用に動かせるようになるのだろう。

座った足元に、12までの数字が書かれたマスがある。指差された数字の上に足を置くことができるか。
私の足の短さもあり、両足とも123は難しかった。右に比べて左の足は置くことのできる場所が多かった。右足は、置こうとすると内反していて難しかった。両足とも数字の8の上が安定すると感じた。