伯母の家に行く

昨日、伯母の家へ行った。

天気はよかったが、高速道路の渋滞に合い、お邪魔する予定の時間より20分位遅れてしまった。

倒れる前には毎年行っていた伯母の家。夫婦で生活されている伯母は猫を飼いたいと、夫がネットで猫の里親から譲り受けた子猫の仲人になったこともあり、その猫に会いに行く楽しみもあった。

寝たきりになってからは、誰かの家へ行くなんて絶対無理だと思っていた。
でも昨年伯母から贈り物とお手紙を頂いたとき、自分は迷惑がかかることは確かだが、迷惑が予めわかっていれば伯母の家へお邪魔させて頂くことができるかも・・とちょっと無謀な考えと感じつつも思った。ただ自分ひとりの考えだと自信はなく、夫に「こんなことできるだろうか」的に話を持ちかけ同意を得た。

実際伯母の家に車イスであがろうとしたら移動できそうか(車イスの寸法)、自分のコニュミケーションができない実際、嚥下障害、等々。。。今の自分の障害の内容がわかってもらえるだろうか、会わずに説明するのは難しかったが、伯母・伯父と手紙のやりとりをした。

昨日、伯母の家に着くと玄関ではなく、縁側から3,4人で部屋にあげていただいた。
その部屋は、畳で座布団のある和式の部屋だったのに、隣の部屋のテーブルとイスが移動されていて、様式の部屋に変わっていた。外から縁側にあげていただき、少し前に進むと、目の前にテーブルがあった。
食事は背の低い器で、おかゆ、お寿司2貫、茶碗蒸し、お吸い物、細かく刻んだ穴子
たぶん注意が必要なのは食事だろうと思っていてほとんど食べずにいようとしたが、私が食べれないものが何もない。2貫のお寿司も、甘エビとやわらかいまぐろ。飲み込みには問題なさそうなものを選んでくださっている。完食できた!

伯母は、また遊びに来てねと言ってくれた。
私の両親、弟、夫が一緒で、少しにぎやかにはなるけど・・・私のためのいろいろな準備がある。甘えてよいものか。
私が伯母の家へ行けば、ご迷惑がかかる。
でもそのことを通じて、伯母と伯父のやさしさをつよく感じた。