異常な動きから正常な動きへ

長い期間、退院後しばらくしてから、ほぼ毎日のように夜中に放散反応右足がひどく痛くなり目覚めていた。
それが今年4月38℃の熱を出した頃から現在まで1度も右足の痛みで目を覚ましていない。

やっぱり不思議だった。考えたところでわかるはずはないのだが・・・
私は自分の身体を観察するくらいしかできない。
 
夜中に痛くなった右足の恰好は、これ以上膝を曲げられない本当に自分で曲げたのかと思いたくなるものだった。
「マヒになる前、こんな足の格好できたのかなあ」
あぐらをかき、膝を地面につけたような格好に似ていた。
私は身体は柔らかかったわけでもないし・・・脳が制御していた自分の身体の動きの特徴みたいなものも、なくしているわけだろうし・・・。

現在は、右足が勝手に曲がるときは、右足指が左足の膝付近にある。
これを見ると、意志に反して動いているとは言え、これ以上膝を曲げられないわけではないあい動きはよくあるから、「正常に近い動き」だと感じる。