発声に体力が要る

ようやく先週、ヘルパーさんに読んでいただいているPAPER BLOGは10回目になった。とても遅い・・・
当初ヘルパーさんに読んでいただく紙ベースのブログは、気持ち的に気楽に書けると思ったが、逆だった。プリントアウトしたブログを読んでしまうと、いい加減な文章ではいられなくなったのである。
インターネットのブログは「である」調で、紙ベースのブログは「です」調で、自然にこうなった。
先週のブログはこんな感じであった。

Vol.10  「声を出す練習をお手伝い頂けますでしょうか」

リハビリでは、課題という感覚を確認することがよく行われています。
やわらかさの違う2種類のスポンジを最初に身体に当て、感覚を覚えます、その後課題として、目をつぶって今身体に当てているスポンジは、硬い方か柔らかい方か質問されます。このように感覚を確認するものなどが課題といわれています。

課題に答えるのは、痛い・弱いなど感覚を表現することが多いです。
短い言葉で答えられることがあるので、そういうときは先生は「口で答えて」と最近おっしゃいます。声を出すことは体力がつくそうです。

自宅では筆談が圧倒的に多いです。当たり前とは思いますが・・・
でも家族とヘルパーさんとで、会話するとしたら、家族ではあまりしないしないなと思ったことがあります。
お礼や挨拶です。
特にお礼は本当に口で言いたいです。
文字数は少なく、言葉を話す練習に良さそうと思っています。

ただ文字数の少ない言葉であっても、私にとっては難しいです。息が続かなく「よろしく」「お願い」「します」となったりしますし、自分が話した言葉が聞こえないので、自分が話せていたときの口の中の動きや唇の動かし方を思い出して、たぶんこんな感じ?でしゃべってみているのです。このとききちんと言葉として通じているかどうか、正確に教えていただけることが、私にとってはとても重要だと思っています。おかしなしゃべり方を治し、正確な発音を覚えることができるのではないかと思っているからなんです。私のしゃべり方はひどいと思うのですが、一番聞き取りにくいところを教えて頂けると大変有り難いと思っています。

でも時間は少ないため、最初は「おはようございます」のみについて、来週からお願いできますでしょうか。



実際、簡単な言葉で返せるように、ヘルパーさんが話しかけてくださっている。

今日、私の声がかすれるように聞こえるときもあるようで、ヘルパーさんは無理せず練習しましょうとおっしゃってくれた。
でも今日の自分の声は体調もわかるのかなと思った。
昨日は体調を崩してリハビリをお休みしたのである。