Vol.14  「訪問リハビリ始めました」

PAPER BLOG ・・・ヘルパーさんに読んでいただいているもの。(ものすごく不定期である)プリントアウトして、チラシのようにテーブルに置き、ヘルパーさんがお手すきの時に読んで頂こうとしたが、私がのそのそと遅い食事のときなどは、ヘルパーさんはすぐ仕事を終えてしまうので、ブログを読み終えて、感想を書いて読ませてくださるときもあるのである。。。

リハビリの内容であるときは公開している。



Vol.14  「訪問リハビリ始めました」

なんだか「冷やし中華始めました」みたいですが・・・。
1時間、訪問リハビリでみて頂くことになりました。
診てくださるのは、数本白髪交じりの50代に見えた男性で、体格はがっしりしていました。聞こえないのですが、よくしゃべる感じではなく、必要なことだけ話している感じの方でした。あとから母は、ホワイトボートの文字は読みやすかったのに、リハビリ記録簿の字は読みづらいと話していました。実際先生はリハビリ終了後、一気にすごいスピードで記録簿をつけていらっしゃいました。

初回なので、現在の状況を教えてください、と先生はおっしゃって、母がスライディングボードを用いてベッドから車イスへ移乗を実演、私は骨粗しょう症なので立位やつかまり歩行訓練で骨を強くするリハビリをお願いしたい旨をポメラで読んでいただきました。

その後、先生は車イスに乗っていた私を軽々と持ち上げベッドへ移乗し、座位を確認しました。座位は数回しか成功したことはなく、此の日も案の定、怖くて左手はベッドの縁をつかまりっぱなしで、両足は安定せず椅子に座った先生の両足で固定させる状況・・・自分は相当緊張しているはず・・と見ると右手はしっかり持ち上がっていて、「重心を前に」という母のホワイトボートの字を見て重心を前に移動すると若干姿勢は楽に感じたのですが、再び右手を見るとさっきよりも高く持ち上がっていて、自分の身体はどうしたいのだろうと思いました。この緊張がとけないと楽に座ることは難しい気がしていたからです。
座位のあとは、横になり足の曲げ伸ばしのような格好で、左足のもみほぐしがありました。ふくらはぎと足の裏に少し痛みを感じたのですが、思っていたよりも、意識しなくても足の感覚があると思いました。

先生の結論は、目標は座ることで、その後に立つリハビリ。
首など拘縮をのばすなど痛いけど頑張りましょう。
 
「たぶんあの痛みだろうか?」
認知神経リハビリテーションを受けているときに、首を動かされ強烈に痛かったのですが、それがあったリハビリ後、車から真後ろに見えた先生の顔が見えたので手を振ったのを思い出しました。今は真後ろを見ることができません。また真後ろを見ることができたら、それを維持したいです。

困ったことに、いつもリハビリで集中しているときに限って唾液が口から出ていました。ところがこのリハビリ中は、口内に唾液がたまるのを観じてしょっちゅう飲み込んでいました。

よだれがでるのは、寒さか疲れじゃないかと入院中に言われたことがあります。確かにこのリハビリの前日の透析後に疲れを感じず、その後8時間熟睡、朝起きて約2時間後に自宅で行なったリハビリだったんです。