恐らく自分の右手に対する意識の変化があったらしい

今朝は左手の甲に何かを感じ目が覚めた。
右手が左手の甲の皮膚をずらすように押して動かしていたのだが、右手にそのような感覚は感じられず、感じられたのは右手全体が「うーん」と伸びをしている気分だけだった。
 最近右手の肘は折りたたみ式のように曲がり、右手の手のひらは肩付近にあることが多く、自分で肘を伸ばすことが多かったが、今朝の右手の動きは驚いた。 ブログを書いている今も、右腕は重くだるく、存在感がありすぎる。 
 この原因は、先週訪問リハビリの先生の廃用手が使える手に回復したお話を知ったことが影響したと思っている。
先週はいろいろな人の両手の動かし方を見入ることが多かった。当然だが両手が自由に動くには身体は柔軟でバランス感覚がいいと感じた。

ちなみに私は1回目の脳出血で重度の右片麻痺になったのは約15年前である。
その約2年後に認知運動療法を開始して、それまで1日中頭はもうろうとしていたが、霧が晴れたように頭がすっきりし始めた。と同時に自分の右手は廃用手で動かないことをようやく認識できた。そして現在、動かない手が動く可能性を知ると、自分にはあてはまるのだろうかと思いつつ、自分の脳にはインパクトのある情報として記憶されたに違いないと思うのである。