家族によるリハビリ スポンジと感覚

前回リハビリ後に、先生に教わったスポンジを押しあてるのではなくこする方法で課題を行なってみた。
感覚のない場所でスポンジをこすったところで、最初のうちは何も感じなかった。
ただ父のスポンジをこすっては違うかたさのスポンジに変えるスピードは速すぎる気がした。
でもリハビリはスピードにも大事だろう・・・スポンジのこする動きは、押しあてられるときよりも、スポンジのわずかなりっかかりみたいなものを感じると思った。 こする速い動きは、スポンジのかたさの違う表面が作る強弱があると感じた。かたいほど強く感じた。

この2つを感じると、課題は最初はさっぱりわからなくても、わずかな感覚が生じていると思って、それを手掛かりに(たぶん自分が感じたものはスポンジのかたさを表しているのか?)答えていくと、不正解が減って収束していた。

いつもよりはやくわかると感じ、今は感覚がわからない腰付近の課題を行なっている。
感覚がわからない麻痺の右手でやってみたらどうなるんだろうと、右腕二の腕で試した。 最初は案の定わからなかった。でも答えていくと時間はあまりかけずに、考えるというか感じて答えているのに近く感じた。右手は動かないが、自分が思うほど感覚がないわけじゃないのだろうかと思った。