入院リハビリ 最終日

昨日はリハビリは最後だし、リハビリの時間と入浴の時間が重ならないといいなと思い、自分の入浴の時間を一番最初にしてもらえないか聞いてみた。
自分は人一倍入浴に手間のかかる寝たきり患者なのだが・・・
病室スタッフの方は快諾してくれてくれ、いつも入浴は午後だと思っていたが、午前中に入浴させてくれた。 

PTとSTのリハビリは最終日なので、いつものようにリハビリを行うわけではなく、時間がゆっくり流れているようだった。

PTは入院初日と現在の大腿周囲や握力の測定、姿勢を治してくれた。
大腿部の周囲は、麻痺が強い右足はほとんど増えていなかったが、左足は1cm太くなっていて、透析を受けているし、まあいいでしょうということだった。
前回も今回も握力はあると言われた。

小学生のとき、両足松葉杖で歩いている友人がいた。
その友人の手はものすごく大きくて厚みがあったのを覚えている。
私は1度目の脳出血は2001年で重度の右片麻痺になっている。
私の左手は、右手は動かなくなってから片手分以上の力を使ってきた可能性がある。


STは最終日に変化があった。
私は朝ストローを吸えるのに、午後などほとんど使えなかった。
リハビリは昼食中で、私のひどい食べ方を先生が観察しているとき、私がラッパ飲みでお茶を飲み始めると、先生はストローを試したことがあるか質問された。
自宅から持ってきて一度も使っていないストローだが、先生も1本ストローを取り出し、舌でストローを固定し、口は隙間がないように閉じているのを見てから、ストローを吸えないことがほとんどなくなった。今は細いストローしか使えない。



拘縮などある自分が立つことは難しいことは、非常によくわかった。
骨粗鬆症の私は、立てること重要だが、ティルトテーブルに乗った翌日に痛みがあったことから、今は立てないが、足に負荷を与える方法があると知った。
入院リハビリは、立てれば腎移植の可能性はゼロでなくなると知り張り切ってみたが、自分の身体で理解していない部分がかなりあった。
自分を直視する必要性に気づかせてくれたのが、PTの鈴木先生とSTの成田先生だと思っている。