Vol.29   「尖足」

PAPER BLOG ・・・ヘルパーさんに読んでいただいているもの。(ものすごく不定期である)リントアウトして、チラシのようにテーブルに置き、ヘルパーさんがお手すきの時に読んで頂こうとしたが、私がのそのそと遅い食事のときなどは、ヘルパーさんはすぐ仕事を終えてしまうので、ブログを読み終えて、感想を書いて読ませてくださるときもあるのである。。。

リハビリの内容であるときはブログで公開している。

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 仰向けに寝たとき、足の指は天井を指しています。 寝ても立っているみたいに踵は90度です。
でも2度目の脳出血以降、寝たきりになった私の足の格好は、寝ても車イスに座ったときもつま先立ちなんです。
この私の足を「尖足」といいます。

せん‐そく【×尖足
アキレス腱(けん)が縮み、足の甲側が伸びて、足先が下を向いたまま元に戻らなくなった状態。脳卒中などで寝たきりでいるとなりやすい。
出典 小学館

いつも出掛ける前に私に靴を履かせていただきありがとうございます。でもつま先立ちで固まった私の足はとても履かせづらいと思うので、ご迷惑をお掛けして申し訳なく思っております。すみません!靴を履くことがリハビリになっているらしいと思い、ヘルパーさんなどにお願いしてしまっています。特に最近の右足は、靴を履き馴染んでいるように見えます。

入院リハビリ当初は、せっかく靴を履かせてもらっても、脱ぎたくて耐えられなくて自ら脱いでしまったり、車イスを運転するとなぜ靴が脱げるのかわかりませんでした。
自主トレで意識的に靴を脱げないようにできるらしいと思いつつも、脱ぎたくもあるので、たまにしかやらない自主トレでした。

退院して、私は外出の時も車イスだし、靴を履く意味はないと思いましたがなぜか履きたくなりました。
そして靴を脱ぎたいと思わなくなって、靴が脱げることは一度もなくなっています。

入院中、しょっちゅう脱げていた靴が全く脱げなくなったのが不思議です。