尖足で変わる感覚

今年5月頃に、約1ヵ月リハビリ入院し、入院中は安全のために靴を履いた方がいいと言われて、毎日靴を履かせてもらっていた。
でも私は日常も出掛けるときも、靴を履くことがなかった。
そのせいか、せっかく靴を履かせてもらったのに、脱ぎたくなる衝動に駆られて困っていたのである。しょっちゅう、靴を履かせる、勝手に脱ぐ、の繰り返しだったのだ。

退院したら、今度は靴を履きたくなったので、不思議だなと思いつつ、出掛ける時には靴を履く習慣づけた。
退院後に勝手に靴を脱ぐことは1度もない。これも不思議である。

先週木曜日に母に、いつも両足を左のフットレストに置いているから、右足を右のフットレストに置いてほしいと言った。
すると右裏足はほぼフットレストにつき、左足裏の感覚は伸びをしたように気持ちがよかった。
それがずっと続けばよかったがいい気持ちはなくなり、今週は今までよりも、ヘルパーさんや透析スタッフの方が私に靴を履かせづらそうに見える。
そう見えるのは、今まで靴を履かせやすい足の動きみたいなものがあったからだろうか?

硬直して動きのない尖足の足。
その足に、靴を履かせたり、フットレストに置く位置を自分で決めて置いてみたり。

尖足にいい感覚が生じたのは意外だった。
結局尖足の感覚に従ったような気がする。