Vol.34  「自分に合ったリハビリ」

PAPER BLOG ・・・ヘルパーさんに読んでいただいているもの。(ものすごく不定期である)プリントアウトして、チラシのようにテーブルに置き、ヘルパーさんがお手すきの時に読んで頂こうとしたが、私がのそのそと遅い食事のときなどは、ヘルパーさんはすぐ仕事を終えてしまうので、ブログを読み終えて、感想を書いて読ませてくださるときもあるのである。。。

時々ブログで公開している。

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Vol.34  「自分に合ったリハビリ」

通院リハビリで認知神経リハビリテーションを受けていましたが、昨年4月から今年8月始めまでは、訪問リハビリでストレッチ手法のリハビリを受けていました。通院リハビリで受けていた病院の方針で、認知神経リハビリテーションは行わなくなり、でも何かリハビリは受けるべきだろうということで、訪問リハビリを受けることになりました。

通院リハビリから訪問リハビリに変わっても申し送りみたいなことはないんですよね。この状態でストレッチリハビリを受けていいものなのか不安になり、自分は話せないから、自分のリハビリ経緯を簡単に書いて、片麻痺のとき認知神経リハビリテーションに関する短い文章を書いた小さい冊子「春秋」を訪問リハビリのリハビリ療法士さんに読んでもらいました。
両麻痺で聞こえず話せない患者の私。これまで受けていたリハビリは、認知神経リハビリテーションという、リハビリ療法士になるために受ける国家試験で出題されない(と読んだことがある)療法で、それを8年以上受けてきた・・・そんな情報をもらっても・・・訪問リハビリのリハビリ療法士さんは困っただろうなあと今更ながらに思います。。。

まだあまり知られていない認知神経リハビリテーションっを私が受けることができたのは、重度の右片麻痺のときに大久保病院で、認知神経リハビリテーション専門家の中里瑠美子さん(OT)とお会いしたからです。中里さんのリハビリ(治療)を受けて、歩くと肩より上まで持ち上がっていた右腕は下がり、亜脱臼を起こしていた右肩はほぼ完治しました。中里さんは、認知神経リハビリテーションにおいてはパイオニア的存在で、何刷かの本を執筆されています。

そんなすごい方にめぐり逢うとは、脳出血は自分にとっては不幸なことと感じましたが、この事実を思うとそれは違うと思います。
名古屋で勤務されていた中里さんは帰京され、今年から東京で勤務されています。
私が現在通院リハビリが可能になったのは。認知神経リハビリテーションで診ることできるリハビリ療法士、セラピストを中里さんからご紹介いただいたからです。

大変お世話になりました訪問リハビリのリハビリ療法士さんから、リハビリ中に余計なことを考えないでリラックスしてと言われたことがあります。リハビリ療法はいろいろあるそうですが、リハビリは続けるものだから、どうしてもリハビリを受ける患者のリハビリ療法の好みがあったりしないのだろうかと感じています。

今はリハビリに行くと、自分の身体をどう感じているか質問され、選択肢から選んで答えたり、間違えた時などは言葉でそう感じた理由を答えたります。
そのやりとりが面白いと思っていて、このリハビリは面白いと思っています。