Vol.36  「透析とお酒」

PAPER BLOG ・・・ヘルパーさんに読んでいただいているもの。(ものすごく不定期である)プリントアウトして、チラシのようにテーブルに置き、ヘルパーさんがお手すきの時に読んで頂こうとしたが、私がのそのそと遅い食事のときなどは、ヘルパーさんはすぐ仕事を終えてしまうので、ブログを読み終えて、感想を書いて読ませてくださるときもあるのである。。。

時々ブログで公開している。

Vol.36  「透析とお酒」

若い頃、母に止められるときがしばしばあったお酒が好きな父。
健康な弟ではなく、透析患者で水分制限がある私にお酒が好きなことは遺伝してしまったようでした。。。 世の中はうまくいかないものです。
2浪した私は、大学1年になったとき20歳。
新入生歓迎コンパでビールを飲み、喉が熱くなったことを覚えています。 サークルなどお酒を飲む機会がわりとあり、徐々にビールはアルコール感がなくなり、苦いだけの水?
ワインのアルコール感は感じましたが、材料はぶどうで、カリウムを含むので、透析患者は少ししか飲めません。
材料はお米で、気にするのは水分量だけの日本語が私の好きなお酒になりました。でも1日摂取水分量は500mlくらいだったので、2合までした。
飲み会がある日はギリギリまで水分量をセーブしてお酒を愉しむ。いつも水分摂り過ぎの私でしたが、こういう時の水分制限は気にならないものでした。
焼酎やウィスキーは、味的に燃料に思えてあまり好きになれませんでした。

穴があったら入りたい、お酒に関する恥ずかしい出来事がありました。。。
夜間透析後(21時くらい?)に、研究室の飲み会にでかけました。
透析後で血液がきれいな状態で飲むべきではなかったのです。
普段なら飲み会後半でいい気分になるはずが、少し飲んだらもう酔いが回っていました。空腹時にも似たような酔いの速さがあると思いました。ただ透析後の空腹は、私の場合は透析前は体調不良で食欲不振でも透析後には別人になったように食べてしまうなど特殊に感じるものがあります。
途中から友人が私がないと探してくれたそうです。
私はトイレで鍵をかけて寝てしまったんです。まったくお騒がせでしてしまい・・・
かと言って透析後に飲み会へ行くのをやめた記憶もないんです。。。
勿論、同じ失敗はしておりません。
透析直後はアルコールの吸収が速いらしいので、飲むペースを遅く量を少なくしました。

※ 現在お酒はほとんど飲んでおりません。