あえて書く必要はなさそうだが・・・これも障害で治したいのである

自分が必要以上にいつも笑ってしまう自分。
「あはは」と笑って終わるところ、自分の場合は、たががはずれる(年を取って頭や感覚が鈍くなることのたとえらしいが・・・)ように笑い続けてしまうのだ。


実際、「そこまで笑うもの?」と思う人に遭遇することもあったと思う。
でも脳出血前の自分を知る人なら、すぐに現在の笑い方に不自然さに気付くはずなのだ。

笑い方の障害なんてどうでもいいのでは、と思われるかもしれない。

でも私を介護する家族からすれば、しょっちゅう笑っているのを見て、こっちは大変な思いをしているのに笑っている・・・。
全く笑みを見せずに介護をしてくれる家族には、笑いをコントロールできないのはまずいと思っている。

1度目の脳出血では、笑った貌の表情筋の動きができず、私の顔を見て笑う人はほとんどいなかったが、リハビリが前進すると、鏡で笑った顔ができるようになっていた。
2度目の脳出血では、鏡で笑った顔が簡単にでき過ぎている。 (微笑みを通り越して爆笑である) そのことはまずいし、何とかしたい。


現在の障害の重さから、この障害は回復させる上で重要じゃなさそうだと、ブラックボックス化して見て見ずにいたことは多い、
今リハビリで治療中の目の動きなどの障害は、まずリハビリで取り上げられない問題だと、やはり治療の対象ではないと思っていた。


敢えて見て見ずにいた「目の動き」がリハビリの対象になる。
そう知って、自分でへんだと感じていた「笑い方」は、リハビリの対象とは思えないが書きたくなったのである。