Vol.52  「座り直しが必要な訳」

PAPER BLOG ・・・ヘルパーさんに読んでいただいているもの。(ものすごく不定期である)プリントアウトして、チラシのようにテーブルに置き、ヘルパーさんがお手すきの時に読んで頂こうとしたが、私がのそのそと遅い食事のときなどは、ヘルパーさんはすぐ仕事を終えてしまうので、ブログを読み終えて、感想を書いて読ませてくださるときもあるのである。。。


Vol.52  「座り直しが必要な訳」

「座り直しがいらないことがあるのになぜなんでしょうかね」
最近座り直しが多くて、ヘルパーさんが疑問に思ったことでした。
私もそういえばそうだな、と思いました。
座り直しが必要なときとないとき、理由があるはずのに、ちゃんと考えてこなかったなと思いました。 座り直しの必要ないときが時々あるのは、恐らく身体のバランスがたまたまよかった気がするんですが・・・

当然ですが、座り直しが必要なときは、仰向けに近い状態になって、もはや座っていられないときで、姿勢も崩れています。
私のように寝たきりで、寝ている状態から上体を起こせないとき、頭を上げてベッド上で食事をすると、決まって身体は滑って仰向けに近い状態になるんです。 車イスで食事をするときとよく似ています。
私は噛んだり飲みこむときには、上を向かないとできないんです。。。非常に困っていることなんですが・・・現状、口に食べ物を入れて、口から出さない方法見つかっていません。

ベッド上でも車イス上でも、上を向いてしまうと、姿勢は仰向けに近くなり、座った体勢は難しくなるようなんです。
今考えているのは、座る姿勢に、足に参加してもらえないかということなんですが、無理でしょうかねえ。
ベッド上なら足裏をつける箱のようなものを置く、車イス上なら足裏をフットレストに置く、ことなんですが・・・
車イス上の方法、自分で言っておきながら難しそうです。。。
でももしこれができたら、尖足を使ってフットレストを感じることになって、感じることができればその場所を動かない尖足のおかげで、食事で上を向いても、仰向けにしづらくなるのではないかと。

うまく行くかまったくわからないのですが、座るには、お尻付近の意識に加えて、足裏がどこかにくっついている感覚があったら、身体のバランス的にどうだろうと思っているので、やってみます!