予想と違い、左手は動いていた

右手が動かない私が、左手の手術を受けたら、しばらく手は使えないと思っていました。
でも2~3時間のオペ後に、病室に戻り「終わった~」と安心して自分の鼻を掻いていました。

「???左手が動かなきゃ鼻は掻けないはずだけど・・・」
恐る恐る鼻に左手を伸ばしたら、かろうじて触ることはできました。
身体は、意識的に考える前に、左手を痛みをかんじることなく鼻へ伸ばせるとわかっていたから、無意識な動作「鼻を掻く」がでてしまったみたい。

手術を行った場所は、以前透析で使う表在化(動脈を持ち上げる手術)を作っていただいた場所と同じでした。
表在化手術は、1回目の脳出血後のリハビリ開始前の、頭は朦朧とした状態で行っていました。
この手術は、キズが開き再手術になっていますが、今思えば再手術の原因は私だろうと思います。
術後のキズがこの位置があったら、トイレで重度の右片麻痺で左手でお尻を拭くなんて、相当注意する必要がありそうですが、朦朧とした自分にはできそうにないです。

今回は、左太ももから左腕へ、透析で使えるように血管移植手術がありました。
少し動く左足でしたが、麻酔注射は無感、右麻痺手でシャント再作成の手術では麻酔の効かない麻痺特有の痛みがあって、左足でもありました。
でもわかりませんが、左足でのその痛みが右手より弱かったので、わずかしか動かない右手と意識的に動く部分がある左足とで、術中の感覚の違いがあったようでした。

帰宅後、手術をしたのは左足なのに右足だけ痛いときもありました。
両麻痺はわかりません。。。