調子がいいときの立位の確認

土曜日は入浴日で、この日は立位は楽ではなかった。
翌日日曜日は、夫が泊まりで父がうちに泊まってくれた。
昼寝をしている最中に父が来た。目を覚ますと足が落ち着かなかった。両足を思いっきり曲げると幾分楽だが・・・考えたら足はなにかを蹴飛ばしたいらしかった。ベッドのサイドレールは上半身側の左右だけだから蹴ることは無理だ。足の落ち着かなさで、しぶしぶ気休めに車イスへ移乗してもらった。
車イス上では、足の落ち着かなさはなくなっていた。

寝るためにベッドへ移乗してもらう。父はこのときはよく立位の練習をやろうと言ってくれる。でも父が介護に来てくれるのは、透析終了後。透析直後はひどい空腹だし、身体を動かすパワーは感じられない。ベッドへの移乗では、ひきずられているようで、やる気がない。

今日は日曜日で透析が終わったのは一昨日。立位もやりたい気分で、父にお願いした。
やはり。爪先立ちだが、痛みもなく楽で、父は軽く支えていたと言い、私は父のシャツをつまんで立っていた。

翌朝、透析前にどうしても立位で支えは必要ないんじゃないかという気がして、感覚を確認したくなった。私は父の肩につかまって立った。昨夜同様に立ち方は安定している。でも自分の身体を支えている父の手の感覚があるかどうかはっきりしなかった。

立位後、父は「自力で立ってたよ」と言った。
父もはじめてのことだと言っていた。
私: 移乗途中に手を離すのは怖くなかったのか?
父: 足がしっかり立って入れば大丈夫だった。
私: しっかり立っているとはどうわかったのか?
父: 足がぶるぶるしていなかった。