重すぎる右手

ちょっと疲れているなと思っているとき、左側を下にして寝ると至極の幸せを感じる。普段は左側を下に長く寝ることができない。昨夜はたまたまこの左側を下にする楽な格好で熟睡できた。
ところがとてつもなく思いものにつぶされている自分に気づき目が覚めた。左側を下に熟睡しまったようなのだが、重い右手で自分の顔などが押し潰され、右側へ寝返りができない。サイドレールを押して、自分の身体の位置を変えられない。徐々に自分の右手の重みでつぶされていき、ウ~ンと恐らくうなっていたのではないか。夫が右に寝返りさせてくれて助かった。
 
あとから考えてあり得ないことだった。自分が自分の1本腕の重みでつぶされる。でもこれは過去に何度か起きていて、夢ではなかった。左右どちらも経験があった。これは片マヒで経験がなく、そのときは左右どちらか一方ばかりでずっとで寝ることはなかったからかもしれない。
シャントがある右手では、右側を下に熟睡してしまい、シャントの血管に狭窄を起こしてしまったのではと思うときもあった。今も右の寝返りは無意識でも起こらないようにしたいが、意識あるときにはやらないようにしていて、右の寝返りはやらない癖がついた気がする。