20160628 ずっしりと重みを感じた腰

血圧130.
車イスからマットへ移乗し、先生に両足は地面についているか聞かれ、ついていると答えた。
でも安定感は感じられず足がぐらついていると思った。
でも先生に質問されるうちに、足は動かず、不安定なのは上半身だと気づいた。
先生は手を使って安定させてみようとおっしゃった。
手を使って安定させるとは、テーブルのようなところに両手をおき、閉眼して、同時に左右に動かした距離を感じられるかの課題を行うことだった(動画)
両手が同時に動くことを閉眼して感じることは難しく、どうしても片手ずつ感じてしまう。
また右手の動きは、長い距離動かないと動きそのものを感じられなかった。長い距離動くと感じられるが、右手の二の腕で感じているらしく、誤った感じ方っぽかった。
両手の動きを同時にわかりたいのだが・・・。
片手ずつ直視しないように、傍観するように、両手の動きを適当に感じてみた。
すると二の腕の感覚ではなく、動く右手はテーブル上の摩擦のようなものに感じられた。
でもこの課題は右手が痛くなったりうまくいかなかった。
先生は安定した?、と私に質問し、自分の身体を確認すると、上半身は全くぐらつきはなく安定していた。
先生は、上半身動かしてみたら、うしろはマットだし、とおっしゃった。
しかし上半身を動かすことにためらいがあった。
確かに安定していると感じるが、安定しすぎというか、上半身は静止状態に思われたので、動き始めようとしたら倒れる可能性があると思ったからである。
でも先生が、「さっきまでぐらつきあって安定感がない」と言っていたのに?、とおっしゃったがそれは確かだった。
上手なバランスが安定感を生むのだろうと思うが、いきなり動くにはちょっと勇気が必要?、でも・・・
試しに上半身だけ伸びをしてみた。気持ちがよかった。理科のTVで観たことがある、植物の成長のスピード映像。自分の上半身の伸びは、まっすぐ上に行きたいのに、左右に少し倒れながら伸びができて感じていたので、その映像が思い出された。ちなみに動画の自分の顔は怖かったが・・・(動画)
自分で動きだそうとしたが、腰には見えないコルセットを巻いているように固定されているみたいだった。
そこで先生は、走っているように両腕振りをしたり(動画)、マンガのWhat's Michael?のダンスのマネを手伝ってくれた。かなり自分の上半身は激しく揺れていると感じたが、自分が倒れる感じがまったくしないのである。
リハビリ終了後、マットから車イスへ、先生につかまり移乗した。足はいつもより軽かった。