重力を感じていないような足

昨日は訪問入浴があり、いつもそうなのだが、湯船に浸かることができるので全身が温まり身体全体がやわらかくなった気がする。その上、心地良い疲れがでて横になりたくなる。

ここまではいつもとわかりはなかった。
昨日違ったのは、疲れて横になった場合には、大抵自分の体重は、寝いている地面吸い込まれる感じがして疲れが取れるものではなかっただろうかと思い始めたことがった。

今の自分の身体が横になっているベッド表面から感じているものは、磁石のようにくっついた背中とお尻だけ・・・股関節から下の両足は宙に浮いている・・・?
そんなばかな、と掛け布団を取ると、両足はベッドの表面の上にあるのに、両足を見ないでいると、また両足は浮いている・・・というか両足はどこにも接していないという表現の方がいいかもしれない。でも感覚的には自分の足は重力を感じているとは思えなかった。

脳は、両足は重力を感じられず、無重力空間で力を出せないような状況にあるのだろうか。

このへんな感覚の原因は、脳出血による脳の身体の捉え方が病的に変化してしまったためとは思うが・・・
問題は、横になっているときの足が地面に対して接触感覚が弱すぎることではないかという気がする。その感覚が回復したら、自分の足が浮いているとは感じなくなるかもしれない。

そのためのリハビリは・・・
今までに行ってきたものが参考になる気がしている。
片麻痺のとき、なかった感覚が復活した経験がある。
わからなくなった感覚は、脳との神経がつながっている限り、回復するはずと思っている。
足がベッド面に接しているときと何も接していないとき、とか、スポンジのやわらかさの違いなど、触れるものが明らかに違うもの同士を、閉眼して足に触れさせることで比較できるか、わかり始めたら
徐々に比較を難しくしていく。