人として感じられるリハビリ

朝起きるとひどい腰痛。楽な格好が見つからない・・・
「地獄だ・・・泣きたい・・・え?自分が泣く?」
自分が子供のときは滅多に泣かなかったことに気付いた。

原因を考えると、自分の気質じゃないかと思う。
子供の自分で、憧れていたのは、格好いい自分。男の子と遊ぶ環境で育ったから、家族にお兄さんがいる場合と似た環境に近い部分があった気がする。男はメソメソせず、泣かないのが格好いいし、そういう自分が当たり前という風潮が体に染みついた可能性があるかもしれない。

2度目の脳出血後、自分は恥を顧みずに本当によく泣いた。 自分は相当壊れてしまったらしいと感じていた。 一緒に暮らしていた猫が亡くなったとき、自然に涙が出たが、表情が少なかった1度目の脳出血時にはちょっと考えられないと思っている。

自分本来の感情を湧き起こしたとしたら、脳出血という病気は進んだそしても、人としてのリハビリは進んでいて成果があったと言えようか。