飴たべたい

「飴、食べられる?」

透析のお隣のベッドのおじい様から飴をいただいた。
龍角散のど飴」。
食べたことがなかったので、実物を見るまでは龍角散の粉がまぶされていると思っていた。
実際は表面はツルツルで、半分の表面はミルクでコーティングされていて、薬っぽくなかった。おいしかった。

脳出血で1年間リハビリ入院していた時、飲食が難しく、飴は食べないよう言われていた。
退院すると、大きくない飴なら・・・と食べている。
飴を口に入れると、舌の動きは悪いことがはっきりわかり、飴が溶けるスピードはとても遅い。
いただいた飴1個が口でなくなるのに、約1時間かかった。

おじい様から2回、透析で飴をいただいてしまい、今度はどうしたら飴は速く溶けるのか、考えながら食べた。

唾液の中では、飴はほとんど溶けず、上顎で飴をこすることでしか、わずかにはがれたを唾液で溶かしていないみたいだった。
頬側に飴を移動させるのは難しかった。
あれこれ試して食べただけなのに、飴は20分位でなくなった。
前回1時間に比べ1/3である。でもなぜはやくなくなったのかがわからない・・・

飴を食べることに自信?
急に飴を食べたくなった。