▲麻痺などで脳が引き起こす痛みは、痛む必要がないとわかると痛みが消えるのは速かった

リハビリ前に、ヘルパーさんとの立位がうまくいかず夫の場合うまくいくのは、ヘルパーさんの場合は入浴前で素足で難しくはないか質問し、今回は素足で立位に挑戦することになった。


素足でつま先での立位は、右足の、指で言えば豆ができる部分?が「ぎゅ~~」と痛かった。
三上さんは、あえて痛い部分を考えないとおっしゃっているようだが、今すごく痛いし感じていることを無職するのは難しいと思った。

三上さんはつま先で立っても痛くない左足で、右足の痛い部分を、三上さんの手の上で押さえつけた。
左足では、押さえつけられた力は、その部分に留まらずに足全体に分散しているみたいだった。
その後もう一度立位すると、「あれ?さっき痛かった右足は全く痛くない・・・」。三上さんは笑っていた。




三上さんは立って腰を左に回す格好してみせた。
身体の動きは体重移動が起こっていそうとしかわからず、上半身にも何かがあるはずなのだが次回以降のリハビリになった。

ちょっとびっくりしたのは、三上さんの身体の動きをみて考えていたとき、私は足首より下の足の平で体重移動を表現できるのかと思って、手のひらを下に向けて左右先っぽの指を交互に下ろしピアノを弾くようにジェスチャーしたら、三上さんに通じていたことだ。
話すより意思疎通が速そうな気もして、見てピンとくるジェスチャーができたらいいのになあと思った。




今回帰宅途中の車中では右足が痛かった。
こんなときも、痛くない左足のことを考えていると右足の痛みが消えたらいいのに。