20131022-2 聞こえについて

リハビリ最初に先生に質問されたのは、「何かきこえた?」であった。私は前回のリハビリから何が聞こえるか注意せず、猫の行動とか気持ちばかり気にしていた。
先生からのアドバイスは、色々試して聞くことであった。昔弾いていたヴァイオリンの弦をはじいてどう聞こえるかなど。

まだいろいろ試していないが、普段耳をすませる習慣をつける必要はあると思う。
入院中で大騒音の中にいたときは、「この音何かの音に似てる・・」などよく考えていた。始終気になるし、ひまだったからだ。今は気にならない意味のわからない弱い音に包まれている感じで、聞こえなくするのがたやすい。でもそんなことばかりしていたら、いつまでたっても聞こえないだろうから。

先日入浴中、私の耳にお左湯が入って、ヘルパーさんが少し指でお湯を出そうとしたらしい。すると左右の耳の聞こえが違っていた。入浴中はいつもシャワーは温度が変わらないようにするため出しっぱなしだが、たぶんそのサーっという音が小さいが右耳ではよく聞こえ、左耳はまさに水の膜が張ったようなこもったような聞こえにくさがあった。(ドライヤーで髪をかわかした後に戻っていた)

夫;「(レンジで)あたためるんでしょ?」私;「うん」
筆談を面倒くさがる夫の場合、簡単な会話はよく聞こえたりしている。反響する環境のような聞こえ方で。最近リハビリ何も聞こえないことは減っているようだ。聞こうとしているときでなく、リハビリに集中しているとき、帰りがけに先生が結論めいたことをおっしゃったとき、文字ではなく耳から理解しているときがある。