こんなことでいいはずがないっ、後ろを振り返ってみた

月2回のリハビリを休みがちになっていた。ヤル気があるときは、体調もいい。先週はリハビリがあった週だったが、これからリハビリに出掛けるときになって涙が出た。自分でコントロール出来ない「泣く」ということが、2度目の脳出血から入院中何度かあった。悲しくなることを考えているわけでもないのに、意思に反して大声を出して泣いていたようだった。脳が壊れると、子供のように泣くことがあるのか、と思いながら。(倒れて最初に搬送された病院でのこと。自分の鳴き声は聞こえなかった。身体に感じる振動と、私の病室前を通り過ぎる看護師さんが口に人差し指をあてて「しーっ」という表現などで判断した。病院にはかなり迷惑をかけていたはずである・・・)リハビリに行きたかったが泣きを止められずにいたので、リハビリは休むことにした。

今まで体調が悪くてもリハビリに対してヤル気をなくすことはなかった。体調崩して自分で自分を元気づけることができていないのか・・・片マヒの時から認知運動療法で行った課題と身体の変化の記録。それを見ていて、片マヒのときに比べると傍から見てはっきりわかる進歩は少ないこともあり、片マヒのときは月毎位に自分の身体に変化があったかチェックしていたが両マヒになってから1度も振り返っていなかった。リハビリはやっぱりスピードが遅くても(速ければなおいいが・・)回復に向かっている実感がほしい、と私は思ってしまう。ブログを利用し身体の変化などを書き溜めても書いた満足感は味わえるが、出来なかったことが出来ていくような過程はブログではみえにくい。
片マヒのときのHPのリハビリの経過ページに両マヒ後の内容を追加した。
ちょっと頭が整理された気分になった。記録を追加しただけだが、自分の立っている場所がわかりづらくなっていたのが、解消されたようなのである。