20140610 軌跡と触覚の課題/おへそ周辺の背面側での感覚の確認など/補聴器情報

前半OT

◆円と十字にクロスした楕円の軌跡の課題

この日は最初、右腕は硬く感じていて、ほとんど軌跡は頭の中には見えてこなかった。徐々に断片が見え始め、最後はつながった縦長の楕円が見えた。

見えなかったものは、課題を勧めていくうちに、正解不正解の情報からそれまでに感じた図形との比較が行われて、辿っている図のイメージが実際の図と同じに近づくのか。

頭の中に見えるものとは、実際は自分のそうだと思ったもののことだと思っている。課題では、閉眼して動かされた手の感覚から、本当らしいと思われる動きを、自らの感覚で探していると思っている。

◆手のひらの指側と側で、触れているフリースとコットンの組み合わせを答える課題(同じような課題を3/25に実施)

指側の感覚がわかりやすく、フリースの厚みがわかると感じた。手首側の感覚は鈍くかったが、指側だけで課題には答えることができた。
 

後半PT

やったことは、お尻やベッドに寝て背中の下にスポンジを入れ、「入れたことがわかるか」「どこに入っているか」質問されたくらいだと思うのだが・・・リハビリ後に、車イスに座っているとお尻を感じている。空気の抜けたゴムボールのようなお尻は横にはみ出して感じる。


■岩崎先生がくださった聞こえに関する資料

リハビリがあった日、寝る前にベッドで資料を読み始めた。赤いボールペンでマークされた「感音性難聴」。それの聞こえかたは、音はゆがんだり響くとある。以前にブログで自分の聞こえを表現したものに似ていると思った。



「ホワイトイヤー」という補聴器に関する資料もあった。 感音性難聴の人に効果がある、とあり、1週間無料で(送料は必要だが)試聴できるので申し込んだ。

早速、説明書に従って音量を徐々に上げて感度を調整・・・徐々に大きくなるはずの音がなくいつもの雑音のみで、感度の調整もできなかった。残念!!やっぱり私の聞こえの原因は、脳の認知機能のエラーと考えるべきなのかもしれない。低い声でゆっくりな話し言葉(戦場のカメラマン、渡部さんのような)が聞こえたことがあるから。。。
でもネット情報だが、改めて感音性難聴を調べると、今の自分の聞こえに似ている。意味を持った言葉として聞き取ることが難しく、というのは認知的表現だと思った。