20120805 左足裏の感覚で、本当の感覚を推測

日曜日から今までなかった夏バテのようなだるさや食欲不振があった。
多少の疲れはあったがやる気はあったのでリハビリに出掛けた。しかし、行きのタクシーで寝ないように携帯の画面を見ていたら、病院へ着くと気が抜けて寝てしまった。


 足の上げ下げ

マット上で仰向けになり、正座している岩崎先生の太ももの上に両足を、膝を立たるようにのせた。マヒの重い右足は自力で立膝はできない。
先生は左足を、太ももからマット上に降ろし、違いはわかるか質問した。
この日は眠気がある状態ではじまったリハだったが、妙に左足裏の感覚はわかりやすく、ちょっとびっくりして頭がハッキリしはじめた。
岩崎先生の太ももの筋肉が、私の左足裏で押したり離したりすると、行ったり返ったり動いているのが感じられた。だからマット上に降ろされたとき、マットと岩崎先生の太ももの比較は容易だった。
次に、中里先生は岩崎先生の隣に正座し、同じように太ももに私の立膝をのせ、マットへ降ろし、太ももの高さは二人のどちらが高いか先生から聞かれた。
高さの違いはよくわからなかったが、二人の太ももにのせた左足裏から感じる感覚は違っていた。最初中里先生の方は左足をのせた瞬間、中里先生の正座した足の上には折りたたんだハンカチが5、6枚のせてあると感じた。なぜそんな風に感じたのだろう?頭の中に正座にハンカチ数枚置いた状態を想像した。積み重なったハンカチはやわらくてうすいクッションに思え、全体の図は山型にも見えないだろうか。そんなことを考えていると、中里先生の太ももの感覚は、表面がピーンと張ったなだらかな斜面に変わった。しかしこのことは、言うべきではなかった。。。
岩崎先生曰く、「(その感覚は)合ってます。中里先生の方が若いから。」

 胡坐

頭は先生の足の上で、足だけ胡坐の形をしようとしたが、前回のときは右足がつって断念、今回は左足が痛くなり断念した。

 寝返り

岩崎先生の手に誘導され、左右に寝がえり。でも実際の左右の動きは頭だけがわかっていて、ほんのわずかに足の動きを感じているだけだった。顔から下がこんなに動いていない寝がえりをしていたとは驚きだった。中里先生から身体は重くないか聞かれたが、重さも感じていなかった。普段の寝返りは、意識の中心は、サイドレールにつかまり、楽な体勢になることだったからだろうか?
岩崎先生は水の入った2リットルサイズのPETボトルを持ってきて、満タンに入っていた水を少し捨て、キャップ側に中里先生がヒヨコの顔?のカラーボールをつっくけた。このPETボトルを倒し、左右に転がる様子をイメージするようおっしゃった。
イメージしながら寝返ると、顔と胴体は一緒に寝返りはじめ、胴体が重くなった。(現在、寝返れないことはないが、身体はかなり重い)

 座位

以前同様、座った状態で、座っている私の目の前に中里先生が座り、私は左手を中里先生の肩の上に置いたり中里先生の額と私の額をくっつけたりした。怖さもない、というか、恐ろしいとはオーバーな表現を最初は使ってしまったと思った。


リハ後、両足痛く、以前のように車イスに長くすわれない・・・
痛みに慣れてすわり続けられればよいのだが。
最近の痛みは弱いことが多く、性質が変わってきた気がしている。
右足だけでなく両足が痛くなり、楽になる体勢が見つけ難い。
今までの痛みは、意識したくなくてもしてしまうものだったが、今は毎日足は痛くても何かに夢中になることで忘れるときがある。