20141111 トランスにつながる課題

リハビリに出掛ける前、レースのカーテンを開けて外を見た。なんだ、雨は降っていないのかと思い、しばらく窓の外の大したことのないビルばかりの景色をぼーっと眺めていたら、肩が凝ってきた。先週のリハビリのときも痛かったなあと思い出した。しかしタクシーに乗り、車窓からぼんやり外を見ていると、肩凝りは首や後頭部下部に広がった。首を前後左右どのような向きにしても楽にならない。リハビリでは、血圧は110台、まず首の調子がおかしいことを、ポメラで伝えた。今回は、トランス(移乗)につながるようなリハビリを先生は用意してくれていたが、首が痛かったので、まずマットに横になり、岩崎先生が凝りをほぐしてくれたようだった。これがとても痛かったのである。中里先生から首の動きがわかるかと聞かれても答えられなかった。スミマセン。痛みが続き、徐々にそれまで首が楽じゃなかったのが落ち着きはじめた。本当にひどい肩凝りであった・・・

寝返りを数回行い、ちょっとよくなったようだ。

身体が揺すられているか。いろいろな部分で確認したが、立膝の膝周辺には感じなかった。

両足を膝立てにし、左右に動かし、動かしきったところで止める。

仰向けの私の両足を、先生の太ももにのせ、浮いた状態の私のウェストを先生が回す。
最初、先生の太ももに私の両足をのせただけで、無理にうごかされているような、運動不足のような痛みがふくらはぎにあった。のせた位置か何かを変えたら痛みはなくなった。


<トランスするための課題>

今回用意されていたのは、マットに置かれたもので、、下から順に、キッチンペーパーのような紙布ぽいもの、ノートの下敷きっぽいペラペラしたもの、ビニール1枚、であった。その上に座ることで、体重移動をしやすくするものであった。。
座れないし移動できない私は、後ろから岩崎先生からサポートしてもらい、私の正面では、中里先生が爪先立ちの両足を支えてくださった。爪先立ちの両足を支点として、座る位置を移動しようというものである。移動すると、左腰が痛かったり、両足膝から下がしびれて痛かったりした。移動した感想は、お尻が重すぎでは?であった。実際感じたのはゆっくりな動きを見たことで、動きがはやくなると予想通りの動きに感じた。でも自分のウェストの動きは感じられなかった。


最後に立ってみることになった。
自分はどうやって立ち上がるかはっきりせず、怖かった。立ち上がった後も、しっかり立つためよりどころになる感覚も感じられずやっぱり怖かった。でも以前は恐怖心の表情でたっていたが、今回は笑顔だったという。気持ちと表情が一致していないように思えたが、立ち上がる瞬間、ふわっとどこかを離れて植物がにょきっと伸びる感覚があったのである。