20141118 力の分散

昼食後に眠気が起こり、少しぼーっとしながらリハビリに出掛けた。リハビリ前の血圧は102。たぶん寝ないだろうと思った。

マットに仰臥(ぎょうがい、むずかしい言葉だ・・先生は磁気ボードに書いていた)して、両足の膝から下と上、立て膝を揺れを感じるか確認。
立て膝を左右に動かした。左右には先生の手が「ここまで膝が動かすように」と示した。

このときから頭がはっきりしはじめた気がしている。

両足とも自分で動かしている感覚があった。でも右足の膝は、先生の手に当てることに必死であり、余裕のない妙に力の入った動きに思われた。もっと力は身体の中で分散してくればいいきと思った。先生は股関節を指差した。確かに膝が左右に動いているのに、股関節は横には動いてはいないなと思った。

私は仰向けで寝ていて、岩崎先生が私の骨盤を持ち上げ揺らした。遠くに骨盤の動きを感じるものの、これがマットの上に座って、腰振りの動きができるとは思えず、重すぎると感じた。
そう先生に伝えると、イメージするよう言われた。

このときイメージはできなかったが、自宅で骨盤が揺れているイメージをした。ほうきだった。マットの上を撫でるようにほうきが横に移動していた。でもなんだかわかりにくい。自分の身体が、ほうきの柄の上下運動で体重移動をして(上半身)、ほうきの穂(腰)の動きは軽すぎる。。。

仰臥から座位?
異様に右股関節が痛かった。先ほど岩崎先生が私の骨盤を揺らしているとき、骨盤の動きが重いと伝えたこと。そのことが痛みと関係があるのだろうか。

座位から立位?
今回は慣れてしまったせいか、全く怖さを感じない。これがよいことなのか?つま先で立って何も支えがなくなれば骨折するかもしれないのに。今回は私の目の前にいらした中里先生を髪を触り、その間ずっと岩崎先生が支えてくれていた。リハビリ中、岩崎先生のデスクが眼に入った。不安症に関するコピーみたいだった。患者さんの中にはいろいろ障害を抱えているものなのだなと思った。でも実はちゃんと支えられているのに、怖くて立つことを考えることができなかった自分も当てはまるのかな・・と思った。

リハビリ終了時には、知らないうちに、右股関節の痛みは消えていた。