20150602 普通のイスの感じ

血圧は110.いつも車イスからマットへ移乗してもらっていたが、今回はじめて普通のイス(座面はお尻や太ももにフィットしそうなくぼみがあるイス)に移乗した。

車イスでは、厚みが10cm位のクッションの上に座っている。それに比べてイスは硬そうに見えたがそういう感じはせず、座った最初の感想は、両足が地面につき、楽でリラックスしていることだった。地面についた足の感覚はとても弱いものだった。母が撮影した自分を見ると、足は地面につま先しかついていなかったが、自分の感覚とはだいぶ違うと思った。足の裏で地面を触る感じで、地面に接する部分ももっと広く感じていた。

今回は左手のリハビリが中心だった。

理由は、これまで左手を動かすと左足が動いていたが、どうなっているかを見るためだったようだ。今回左手の感覚に集中していても、足は動かなかったそうである。

<今回行なったリハビリ>

・バレンを切り抜いたウサギとゾウの顔、さかなを、カードに貼り付ける。切り抜かれた後のシルエットのようなものもカードに貼る。見ないでシルエットのカード1枚を触り、ウサギとゾウの顔、さかな、どの形かを当てる。

・5~6個の貝やサンゴと、それらを簡単に表した図がある。私が見えないテーブルの下で、先生が私の手に、貝やサンゴのうちひとつを押し当て、図の中から選んで答える。

・350mlサイズの空のペットボトルに、単3乾電池ひとつが、縦方向で貼り付けてある。
このペットボトルを見ないで、キャップ部分を持ち、前後左右、乾電池が張り付いている位置を答える。

・手鏡のような木の板に、前後左右・右上右下左上左下など方向が書かれている。
私はその板を持ち見ない状態で、先生は方向が書かれた文字の上に、小さなインク瓶のようなものをのせる。それが置かれた方向を答える。

課題の途中で3回位、奥にすわらせてもらった。

▼車イスでは、上手く座れない人のためのクッション(J2ディープクッション アクセスインターナショナル)を使用していた。今月はじめ、このクッションを交換したいことがあったので(汚した?)、一時普通のクッションを代わりにして座った。すると2つのクッションの座り心地の違いがわからなくなっていた。以前は普通のクッションにすわるには、厚いタオルをクッションの下に挟み、お尻より膝を高くしないと、ずれ落ちてしまっていた。現在は、クッションにタオルを挟んだり、J2ディープクッションを使用する必要がなくなったようなのである。