放散反応と足裏の感覚


ある日、放散反応が消滅したかに思えたことがあった。食事中等の放散反応で、動いていた足が動きをやめたときは、足はリラックスでき、フットレスト上でじっとすることが可能だった。

足の裏はフットレストに触れて過敏に感じるとき、リラックスできず、放散反応も抑えられない。

足はリラックスでき、フットレスト上でじっとすることに慣れると、足自身の動きに自然と注意が向けられる。
食事や歯磨きの動きに連動していた足の動きそのものは気にならなくなり、放散反応は止まるのではないかと思える。

以前は、車イス上で足の重みを感じられるほどリラックスすることはなく、気が付けばいつも足はフットレストから落ちていたこと思い出した。

毎週リハビリを受けていることで、フットレストの感じ方が変わったのだろう。リハビリは、変化のあった放散反応ではなく、今起きている変化について重要視すべきなのだろう。