20160510 感覚的に知り得ない自分の身体の変化

血圧は130.
座る練習だった。リハビリ中に思った。私が認知療法を理解できていないから思ってしまうのだが、どういうときに自分の身体は回復してるのだろうかと思ってしまう。

今回のリハビリでも「バランスが取れている」「胴体に顔がのっている」などと先生に言われた。「胴体に顔がのっている」とは、そう言われてもそんな自覚はなかった。

今回の場合は、先生が指摘された「胴体に顔がのっている」ことは結局自分ではわからなった。
でもリハビリ後半には、いろいろなキャップ付の空容器を右手で持ち左手で開栓した。同じことは、普通のイスに浅めに座ると姿勢の良い座位ではないがそれなりにバランスも取れて両手を動かすことができた。
今回は、マットの上で背もたれがなく、時々背後に先生にサポートを受けていた座位の「練習」をしていたはずである。
今までマットに座って集中して両手を使ったことなんてないのに・・・

自分の身体の変化は、先生は見てわかるのに、自分では”マットに座って集中して両手を使っていたこと”を思い出すことでしか知り得ない。