あれ?痛くない・・・

先週の自分は、
身体を自分で動かしたり人に動かしてもらうことで背骨が痛かった。
座ることはもってのほかであった。
1/31に救急外来では私は腰が痛いなどと実際とは違う場所を痛いと言い、痛みに対し脳の混乱もあったようだ。
2/7に整形外科でレントゲンを撮るとき、背骨は移乗だけで響くように痛かった。。。体勢を変えるため腰のひねりが何度かあり、この時腰は痛みがないというより気持ちが良かった。おそらく自分ではできない体勢で自分でやりたいと思っていた体勢だったと思う。

今週の自分は、背骨の痛みが格段に回復していた。
先週の金曜日に、1週間以上背骨の痛みがあり骨粗しょう症でもあるため、透析の主治医によりエルカトニンという注射をしばらく週1回続けていただくことになった。
透析後、背もたれが倒れていて楽じゃないから一度最後まで上げてみてほしいと父に言った。びっくりした。この日透析中まであった痛みがなくなっていて、車イスに座れていた。
注射5~10回で痛みが和らぐ患者さんが多いそうだが、治りかけていたのではないかということだった。

嬉しくなって、父につかまる歩行練習もお願いしてしまった。やはり痛みは出なかった。
日曜日には、夫とチョコレートを買いに行くこともできた。

でも今週に入り、自分が取ることができない格好(極端に前屈みになる、極端に背筋を伸ばす、など)があるとわかった。全体的に自分の身体の動きは融通がきかない。すぐ動かそうとすると、かたく感じ痛くなる。しかしそのこわばったように感じる痛みは長くは続かない。動かされて拒絶反応のような痛みが出ても、動きをやめると痛みは一瞬でなくなる。

負傷した当初、3日間痛みに慣れさせようと痛い方に動かしていた。週3回透析での移乗の痛みに慣れておくためである。しかし痛みはよくなるどころか悪化している?、身体が動かしにくくなり、安静にせざるを得なくなり、移乗には必ず二人にお願いすることになってしまった。

今ある自分の身体の、臨機応変に動けず出るひどくはない痛み。
注射で回復がみられた痛みがあったのは1週間以上かかった。この間、身体が覚えてしまった痛み?なんてあるんだろうか。認知神経リハビリテーションっぽくつい考えてしまうが、今の自分は痛くはない動作を勝手に痛いと思ってはいないだろうか。