励ましの言葉

昨日は、以前に透析で通院しており、その透析の患者会のお花見に誘っていただいた。
2度目の脳出血後にはこの透析室がある病院で1年間入院し、お世話になっている。
この患者会で役員を少しお手伝いさせていただいたことがあり、現在私は重度の障害があるが、役員さんが毎年お花見に誘ってくださっている。 それなのに体調を崩し、去年も一昨年も参加できなかった。1年に1回だけなのに・・・ 今年は体調はよかったが、天気は雨。てるてる坊主をつるしていたが・・・ お花見は中止で、宴会のみとなった。

宴会では食事をとりながら、役員さんが準備した催しをみんなで楽んだ。
今回はホワイトボードにいくつか書かれた早口言葉を一人ずつ言ってみる、ビンゴゲームだった。
この催し物が始まる前、びっくりしたのは、入院に自分の主治医でお世話になっていた先生が登場したのである。先生は休日出勤日だった。入院中は透析患者の私を診てくださったときは内科の先生だったが、先生の胸のプレートを見ると、リハビリ科科長?に変わっていた。透析患者を診ていた医師が、リハビリ科のトップに立つことはよくあることなのだろうかと思った。

この日はいつもお花見に誘ってくださる役員さんと筆談がしたいと思い、送迎車での帰る時間をお花見修了後1時間後遅らせることにしたのである。 メールより打ち解けた話題で、私は大変楽しかった。 筆談にお付き合いいただき、ご迷惑をお掛け致しました!
それにしても私のタイプは恐ろしく遅い・・・何とかせねば。
思ったのは、どちらも嫌だが聞こえないより話せない方が問題なのだろうか、ということだった。

先生は最後におっしゃったことが気になった。「また桜が咲く頃までお互い頑張りましょう」
「お互いに」という言葉は患者同士でならよく使う言葉で、医師から聞いたのははじめてのような気がした。先生は患者の目の高さで見ているから、自然と出た言葉だったのだろうか。「先生も頑張るから一緒に頑張りましょう」
リハビリを続けるうえで、これ以上の励ましの言葉はあるのだろうか。
先生にお会いできてとても嬉しかった。

追記;
この日は体調良く日本酒がおいしかった。自分は体調がいいとアルコール感覚が弱くなる。アルコールは透析患者なので当然水分でありたくさん飲むことはできないが、少しでも食欲がわく利点がある。訪問看護師さん曰く、アルコールは腸壁を刺激し下痢することもある。
花よりお酒でもよかった。