自分の感覚について他人が書いたものを読む

前回のブログは、私の感じた感覚ばかり書いてしまったと思っています。
読んでいただきどうもありがとうございました。

私は認知神経リハビリテーションを受ける前に、他人が書いたものについて、感情を含んだ感情や触覚の表現は読んだと思います。
でも前回のブログのような文章を、認知神経リハビリテーションを受ける前に私が見かけても、たぶん読まずに素通りするだろうと思いました。
理由は、感覚の根拠はわからないし、感じた感覚は書いた本人が思っただけで、もっと表現力が豊かな人ならより的確な言葉で表わすだろうと思ったりして読む気はしないと思うからです。

そういう普通の人がまず読まない文章を、私は認知神経リハビリテーションを開始してからよく書いています。 しかもインターネット上で。 現在もいいのか。
リハビリで文章を書き始めたきっかけは、中里瑠美子さんのアイデアで、リハビリ後に頭に残ったことを文にすることでした。 これは失語症回復を意識したものだったそうです。
これを続けたためか、最初は数行しか思い出せなかったリハビリでしたが、書く文が増えはじめ、自分の感覚が気になって、そのことも書きました。

文を書くことは、自分には記憶力回復に役立った気はします。
現在2回目の脳出血で、聞こえず話せなくなりました。
でも1回目の脳出血では、当初助詞がめちゃくちゃな文を書いたり、途中から夫と口喧嘩ができたのは、今の自分は失語症からだいぶ回復した気がします。

感覚について自分の書く文は人が読む文ですが、カルテみたいで、自分の感覚の状態の参考データに使うものと感じたりします。