神のみぞ知る透析を受ける人の体重

んなばかな、と最初思ったが透析患者を診ている医師の講演での話でそう聞いて、なるほどと思えた。

透析後に測るといつも同じな体重をドライウェイトという。 
でも透析後の体重(ドライウェイト)は永久に同じではないです。

風邪ひいて筋肉が落ちたり、よく食べそれまでより筋肉が増えることがあります。

筋肉には水分を含むので、筋肉が増減すると、真の体重が増減します。
ドライウェイトは真の体重に加わった体重を加味していない。
落ちた筋肉の水分は除水すべきで、増えた筋肉の水分のため除水を減らす。(訂正 汗。4/8)
この真の体重の変化は、測ることはできないと思います。

真の体重の変化とは、血液データやレントゲンから心胸比を調べたり、患者本人の体重増減の自覚症状を確認するなど、透析主治医がいろいろな情報を鑑みて体に合ったドライウェイトを決めることです。
データからすぐにドライウェイト変更は決まっていないので、主治医の匙加減みたいなものでドライウェイト変更は決まる気がします。

ちなみに私が太ったのではと感じるときなどは、手足がよくつる、水分摂取しても硬便などです。
ドライウェイトが変更されて、真の体重が反映されると、体調が回復します。