20160217 右足の痛みと動き

血圧129.
足裏に布を貼ったカードをこする接触の課題から始まった。

この日のリハビリはこれのみであった。途中から痛みがでてしまったからである。

車イスに座ったままフットレストの表面の溝やカードに貼ってある布を、閉眼して足裏にこすられたときの感覚を考えた。

足裏には弱い感覚でしかなく、実際どのようなものが足裏にあてられているかはわかりづらい。
2種類の感覚の違うものを、足裏にこすって記憶させ、課題として一方(AとBのうちAの方のように)を、閉眼して足裏にこすり、足裏に感じたのはAとB、どちらに近いかを答えた。

実際に行なった課題

まず左手でカードに貼られた布を触り、「古い踏みしめたカーペット」「長毛の猫を撫でているような布」と自分で感じたように言葉で表現しておき、記憶しやすくする。

閉眼し、まず右足から、裏足でこすられている布はどちらかを当てる課題。
結果はまずまずであった。「長毛の猫を撫でているような布」は、毛並みが絡まって太い毛になっているところとそうでないところがあった。それを足の裏の感覚では、でこぼこであると感じることはできていた。


課題後、マットに座った。すると足全体が痛くなってきた。
右足は滑ることなく地面に足裏はついている。
しばらくすると、右腕も全体が痛くなってきた。
なぜ急に右の手足が痛くなるのか。

先生は布や紙を貼ったカードを持って来て、私は次々とカードの布などに触る度に、感触はいい感じがするかそうでないか判断した。
10枚以上触っていい感じがしなかったのは2枚だった。
その後カードを見ないで触り、いい感じのものは自分の脇へ置き、いい感じでないものは先生に渡した。これが終わると足は痛かったが、右腕の痛みは消えていた。不思議である。

そしてこの日のリハビリは時間がきて終了となった。


自宅で何気なく全身鏡に映った自分の足を見た。
片方の足だけが動いていた。少し動かせる左足が動いているのだろうと思った。
(後から考えると、自分の意志で足を動かしてはいない。左足を「動いているのだろう」と思いながら見たことはなかった)
足の動きはいつもより大きく感じ、鏡ではなく実物を見て動いているのは右足の方だときづいた。このときにリハビリのときの右足の痛みは消えていた。

右足の動きがよかったのはこの日だけだった。

試しに両足を動かしてみた。
普段動きがほとんどがないのは右足だが、左右の足の動きの違いがわかりにくくなっている。

リハビリ後